当社は、高度な技術力を生かして、下記(一例)のような多様な分野の分析試験を実施しています。
コンクリート分析試験
コンクリートに含まれる塩分は鉄筋を腐食するため、その寿命に大きく影響します。当社では塩分含有量試験をはじめ、中性化、アルカリ骨材反応試験など、コンクリート長寿命化に係る各種試験に対応しています
放射能・放射線分析試験
東日本大震災により発生した原発事故により、放射性物質飛散の影響は広域的に及んでおり、現在も半減期の長いセシウム137核種が残留しています。当社はセシウム134、137核種測定のほか、放射線量測定や、その値が自然界に比べて高い場合などの原因究明調査にも対応しています。
作業環境測定
有害物質を扱う事業所では労働安全衛生法により、6か月以内に1回の頻度で、作業場内の環境測定が義務づけられています。当社では1号鉱物性粉じん、3号特定化学物質、4号金属類、5号有機溶剤の測定機関として登録を受けており、この業務に対応しています。
PCB分析
PCBは電気絶縁性、不燃性、安定性にすぐれているため、トランスやコンデンサの絶縁体・熱媒体・塗料・印刷用インキ、感熱紙などに広く利用されていましたが、その処分期限が、高濃度のものは対象により2022年3月または2023年3月、低濃度のものでも2027年3月までと間近に迫っており、早急な実態の把握と処分が求められています。
当社ではこの分析に多くの実績を有しており、シーリング材や塗料などあらゆる容姿の分析に対応しています。
土壌・作物栄養分析
農業、とりわけ土づくりには土壌診断や作物栄養診断が必要不可欠です。当社はこのような分析を通して、北海道農業の発展のお手伝いをさせていただいています。