1992年、カトマンズにおいて、子会社NESSを設立(現在は出資比率26.8%の関係会社)、ネパール国での環境保全事業、JICA事業、アフリカでのODA事業を受託し、同国のみならず、世界の途上国において、環境保全やその修復に積極的に関わっています。当社の技術者海外研修の場としても利用しています。
2019年、ホーチミンにおいて、子会社SiESを設立、急激な経済発展により顕在化している同国の環境問題を解決すべく、少しずつですが事業を進めています。
同国は過去にベトナム戦争があったという背景があります。研究目的ですが、土壌のダイオキシン類や農薬に関する調査などを受託、学術研究サービスを中心に事業展開をしています。
名称 Sigma Environmenntal Services Co., Ltd.(略称 SiES)
代 表 者 Dang Thuong HYUYEN
資 本 金 4、000,000,000ドン(約2,000万円、当社出資比率95.0%)
会社設立 2019年6月
主要業務 環境アセスメント、技術検査及び分析、科学及び技術に関する相談、学際的な研究及び開発などのサービス
主要設備 ガスクロマトグラフ、分光光度計、高速液体クロマトグラフ(ホーチミン市工科大学バイオマスラボ設備利用協定締結済み)
マンダレー大学 Mandalay Universityはミャンマー北部マンダレーにある公立大学で、同国で2番目に古く、北部では最も大きい規模の大学です。
同大学地質学部講師が、留学生として来日していたことが縁で繋がりができ、自身の研究テーマである地元での鉱山廃水問題解決に当社も貢献できないか、との思いから、この研究に現在も協力をしています。
重金属分析機器を同大学に寄贈するとともに、技術者の現地派遣、分析簡易キットの提供や当社に招いた分析研修により同国での分析技術底上げを図るなど、SDGs17.16グローバルパートナーシップ強化に努めています。