ネパール環境の話題 ’14 




内閣もビニール袋追放運動に腰を上げる   (eKantipur より )

12月27日 政府は、来年4月からカトマンズではビニール袋の使用を原則的に禁ずる方針であることを発表した。ビニール袋追放運動は今年3月から始まったもので、ようやく政府も動き出したことになる。ただし、これに代わるものが政府からは提案されておらず、一部の住民は反発している。

ノーベル賞受賞者がクリーン・バグマティ・キャンペーンに    (Nepalnews.com より )

12月20日 インドのノーベル平和賞受賞者カイラス・サティアルティ氏がカトマンズのクリーン・バグマティ・キャンペーンに出席し、「川はすべての源であり、バグマティ川を汚染することは罪を犯すことである。その浄化に貢献することはすべての人にとって義務であり、その結果として万人が利益を得ることになる」と述べた。この清掃活動には軍人や警察、一般住民や女性グループなど多数の人々が参加した。

汚染が歴史的な湖を台無しに    ( eKantipur より )

12月17日 Lumbini医科大学と周辺レストランから排出する汚染物が歴史的に貴重なKamalpokaari湖水を汚している。この結果、3年前はきれいだった水がひどい汚染状態になった。地元住民は、大学施設から直接排出される汚染により付近の地下水にも影響していると抗議し、大学側は善処を約束した。

森林浸食に禁止命令   ( eKantipur より )

11月13日 ネパールガンジ裁判所は、ラプティ河の流域で発生しているBanke地域の水害被害者による広範な森林侵略に対して禁止命令を発した。この決定を支持する人は、森林侵略によって伐採や砂利の採取を増大させればさらに水害などの災害が増えてさらなる社会的問題が懸念されると指摘している。こうした問題個所は100か所以上にのぼり、洪水被害者を名乗っていて、これまで地域での解決が難しかったが、裁判所の決定により不法侵入を取り締まりやすくなったとしている。

気象変動と災害に専門家が注意喚起   ( eKantipur より )

11月12日 市議会議員、社会活動家、学識経験者、政府関係者など幅広い人々が、ネパールをはじめインド、バングラデッシュ、スリカンカなどからカトマンズに集まって、これらの地域での気象変動、災害、農業被害などの問題で、すでに調印済みの課題を早期に実現するための政策実現を急ぐように、来るべき第18回SAACサミットで再確認するよう求めている。この会議は、Oxfamとその支援者たちによって企画開催されたもので、過去にこの地域の各国間の国際条約や声明として調印された気象変動対策に関して、実際の政策や実施状況が乏しく、実効性が伴っていないことを強く懸念している。

Rara湖畔の全国気象変動会議が終わる   ( Nepalnews.com より )

10月31日 カルナリ川上流のRARA湖畔で開催されていた全国気象変動会議は、9か条の宣言を採択して終了した。宣言には、地球規模の気象変動は経済先進国の工業活動によってもたらされたものであり、ヒマラヤ全域の自然環境を大きく変化させ、雪崩、洪水、地滑り等の自然災害の多発、農業生産の低下、生物環境の荒廃などにより地域住民に脅威となっていることを述べ、このため国は天然資源や自然環境管理に力を入れ、観光産業の発展を支援し、地方住民の生活の安定化を図ることなどが明記された。

Sisdoleの住民が基盤整備を要求   ( eKantipur より )

10月31日 ゴミ処分場のあるSisdole村の住民からカトマンズ市当局に対して10年前に約束したごみ処分場受け入れの条件であった地元の基盤整備事業が約束通りに実施されていないことに抗議し、早急に実施するよう要求があった。道路や学校、健康医療設備の充実が計画されていたが十分に実施されたとは言い難い状況で、このままでは住民の不満がつのり、再びゴミ受け入れ拒否行動が起こされると懸念される状況にある、と警告した。

野性生物と人間の対立が保護運動に障害   ( eKantipur より )

10月24日 環境保護運動にとって違法な密漁が障害であるのと同じように、野生生物に人間が襲われる事件の多発が運動に障害となっている。1979年から2006年までの間に36匹のトラによる88人の被害が報告されている。1998年までは年間平均1.2人の死亡事故だったが1998年から2006年までの死亡は,年平均7.2人と増加している。この様な傾向は、保全地域周辺の森林の回復によってもたらされたもので、自然保護の観点からは望ましいことながら、周辺住民には脅威であり、フェンスの設置や非常時の対策等によって安全を確保する法的、資金的対応が望まれている。

地域森林(里山)が住民に恩恵   ( eKantipur より )

10月17日 DANG郡のTulsipurにあるNawandura地域森林利用者団体の議長は、彼らが策定した森林保全管理5か年計画の活動によって、国連気候変動の枠組みに貢献しているとして個人と団体に対して奨励賞が贈られた。この活動で住民が植えた木は3,700本に達した。森の保全により炭素吸収効果のほかに水源の維持保全、さらには木材資源や家畜の餌の供給力などが増大し、森林労働従事者も増え、地域住民はその恩恵を受けている。議長は、これからさらに、女性の活躍の場を広げるために、森林の観光資源としての活用も視野にいれて、関連施設の整備などを計画しているという。

朝夕の大気が汚染されている   ( eKantipur より )

10月1日 政府の報告によると、カトマンズ盆地の大気汚染は、朝と夕方に高まることが分かった。リポートによれば、国が定めた大気中のPM2.5の基準値は20μg/㎥だが、観測値は(平均?)28μg/㎥である。自動観測機は Putalisadak, Lalitpur, Bhaktapurの3か所に設置されているが、朝の5時から9時、夕方の6時から9時までの間が高濃度になる。これは自動車の量が増加したことによるものである。また、電力が供給されていない時間帯は特に増加し、Putalisadakでは通常47.6μg/㎥のところが62.4μg/㎥に、Bhaktapurでは35.5μg/㎥が50.5μg/㎥へ、Lalitpurでは40.2μg/㎥が53.6μg/㎥へと増加した。これは自家発電機の排気ガスによると推定される

 ごみ処理問題は未だ動かず   ( eKantipur より )

9月26日 2011年に3R(reduce,reuse,recycle)を基本とした廃棄物管理に関する法改正があり、廃棄物の減量に向けての大改革がなされる予定だった。ゴミの分別に違反するとゴミ収集費を2,3倍課せられたり、場合によっては逮捕、懲役または罰金10万ルピーを課されるという厳しいものであったが、市当局の対応のまずさから未だに効果があらわれていない。カトマンズ市内の住民も非協力的で、関心が薄い。逆にゴミ処分場のあるSisdole村の住民からは不満がつのり、再びゴミ受け入れ拒否行動が起こされると懸念される状況にある。

 "CLIMATE + CHANGE"展ポカラで開催   ( Nepalnews.comより )

9月27日 ポカラの国際山岳博物館でヒンズークシ・ヒマラヤ地域の気候変動に関する展示が始まった。これはICIMOD (International Center for Integrated Mountain Development)とGlacierWorks、ネパールの写真家などから提供された科学的資料や展示物で、気候変動による衝撃的な画像で、自然界の危機や人間生活との関わり、これからの対応策などをアピールするもので、これから1年間展示する予定である。

 カトマンズ盆地開発局が都市美化推進   ( eKantipur より )

5月23日 カトマンズでは、来るべきSAARCサミット開催に向けて、都市の美化工事が計画されている。カトマンズ盆地開発局は、市内の街路の美化、緑地帯の設置、電線・電柱の美化、ソーラー街路灯の設置などこのための予算としてに1億2000万ルピーを確保しており、サミットまでに完成させるべく、近く工事を開始する。

 砕石事業の禁止を解除   ( eKantipur より )

9月2日 昨年7月に政府は砕石事業の基準を策定し、その基準に合致するように業態の改善をするように1年間の猶予を与えていた。それまでの間は国内需要を満たすためインドへの輸出が禁止されていた。立地が認められるのは森林、国立公園および集落から2000メートル、ハイウエイや河川から500メートル以上離れるなどの規制があり、全国に登録されている458の事業所のうち、基準を満たしているのは32箇所のみである。このままでは国内の建設資材不足が予想され、規制の一時的解除に踏み切った。

 有名人もビニール袋追放運動に参加   ( eKantipur より )

8月26日 カトマンズでは、著名な人々がビニール袋追放運動に参加している。このキャンペーンはこ今年3月から始まったもので、今週月曜日にGen Nep-Nation Firstが主催したイベントに歌手や俳優などの有名人が参加して運動に賛同を表明し、協力している。伝統的なバッグや木の葉製の皿などを活用すれば、ビニール袋を大幅に減らせるので、今の習慣を変えることが環境にもやさしく、新たな仕事の創出にもつながる、としてキャンペーンをさらに強化していくと意気込んでいる。

 ムスタン上流で新種の動物発見か   ( eKantipur より )

8月23日 ネパール人の研究者がムスタン上流域で新種の動物を2種類発見した。一つはステップ・スカンクでもう一つはチベット・オオカミである。いずれもユキヒョウやオオカミの生態を調べるために高度5047mに設置した精巧なカメラによって映し出されたもので、耳や顔立ち、毛の生え方などに特徴があり、これまで報告されていたものとは異なっている。この報告に対して政府はまだ未承認だが、科学者たちは遺伝子などの試験を経て正式に評価する、としている。

 カトマンズの議員もプラスチックバッグ追放運動に加わる   ( eKantipur より )

8月15日 カトマンズでもプラスチックバッグ追放運動が活発化しているが、ネパール会議派の議員 Gagan Thapa氏もこの運動に賛同し、自らもマイバッグを持ち歩き、買い物袋の使用を断る、と宣言した。氏は、この運動を推進するための助成制度と同時に既存のメーカーに対する配慮も必要だとしている。

 Mayangdiの観光村むらでプラスチック追放運動   ( Nepalnews.comより )

8月13日 Mayangdiの観光ルートにある7つの村むらではプラスチック追放運動をやることを宣言し、住民からも受け入れられたと発表した。このルートは外国人の観光客に人気があり、「プラスティック禁止地域」を示すタグを配られた。人間の健康や環境に悪影響を及ぼすプラスティック製品を使わない運動には協力的で、観光地としての人気も上昇したという。

 緑化キャンペーン  ( eKantipur より )
7月2日 カトマンズ盆地開発局は、南アジア連合のサミット開催までに市内の道路4路線を緑化する事業に取組んでいる。このために1億8500万ルピーの予算要求をしている。市はこれまで道路拡幅の事業には熱心だったが、今後は市内の緑化にも積極的に取組み、また路線に面した歴史的建造物の修復、美化にも努める必要があるとしている。

 Chure自然保護計画に森林利用者が反対  ( eKantipur より )
6月19日 Chure地域の森林利用者が政府の決めた自然保護計画に反対する抗議活動をカトマンズで行った。一定の範囲内での森林の伐採、鉱石、土砂の採掘などを一切禁止するというもので、これでは住民は経済活動が著しく阻害されるとして反対運動をしている。おりしもカトマンズでは、第6回全国森林利用者研修会が開かれており、生物多様性に関する国際条約に基づく適正な森林利用の在り方について協議されているところであるが、政府はそのためにもChure地域の保護は必要だとしているが、地域の森林利用者は、住民不在の決定に納得していない。

 ドビ・コーラの整備改修工事  ( eKantipur より )
2014年5月23日 カトマンズの市内を流れるドビ・コーラ川を河川改修するとともに両岸の道路を整備して緑地帯を造りきれいにする計画がいよいよ実現する。道路は片側9メートル幅で整備され、周辺の交通の流れがが一変する見込みだ。プロジェクト全体の予算は6億1千万ルピーだが、今年度はその内の2億6千万ルピーが予算計上されている。今後2ヶ月の間に目に見える形で工事の進展が見られると関係者は断言している。

 8047人の非公認廃棄物労働者   ( Nepalnews.com より )
2014年5月23日 カトマンズ盆地内の5つの市町村が欧州連合の支援の元で、総合都市開発センターによる非公認廃棄物労働者の実態調査が3年間行われてきて、8047人が身元確認ができたと報告された。このうち4341人は、プロジェクトの影響で直接の利益を得た。また1635人は、少なくとも25の事業所、例えば廃プラスチック再生事業や肥料製造、袋製造業、バイオ練炭製造等に就業した。プロジェクトは、さらにこうした労働者である子供や女性を保護する機構も構築した。他の59の非公認廃棄物労働者グループの回収物の価格設定にも介入して収入の改善に繋げたいとしている。

 ドールパタンまでの自動車道が開通  ( eKantipur より )
2014年5月10日 ネパール唯一の狩猟地域であるドールパタン自然保護区域に至る自動車道路がこのほど完成、開通した。このBaglung地区の県庁から45kmの道のりは、徒歩で片道4日間かかったが、この道路の完成で1日で往復できるようになった。地元住民は、建設工事が始まってから5年間待ちに待ったこの日を、初乗り入れのジープの運転手に花束を贈るなどして盛大にお祝いした。

 気候適合実施に資金を  ( eKantipur より )
2014年4月29日 カトマンズで開催されているCBA8(気候変動の影響を受けやすい地域、発展途上国での対策事業資金を募るための会議)には関係50ヶ国が参加して、気候変動に適合するための事業に必要な資金に関して協議した。2010年の会議でネパールについて見積もられた必要事業資金は、9件の優先事業だけでも3億5千万ドルとみつもられたが、この4年間で投じられた資金は僅かに10%だけであり、全く不足している。会議では今後も各国がより効率的な資金投下により適合化事業の強力な推進が必要との議論が展開された。

 野生生物のリハビリ‐センターを  ( eKantipur より )
2014年4月29日 KASKIでは、例年野生生物が何らかの傷を負い、死んだ例が3ヶ月で6頭にもなる。森林管理事務所には獣医などの専門家がいないので救命できない。ポカラの世界平和生物多様性公園にはそのようなセンターが設置され、実績を上げている。親と死別した小鹿や傷を負った鹿のリハビリーは必要な施設であり、森林管理事務所では早期の設立を強く望んでいる。

 森林開発に民間の導入を  ( eKantipur より )
2014年4月20日 政府は、森林関連の民間企業の投資や技術を永続性のある森林管理業務のために活用するため企業との連携を模索している。例えば、ハーブ農場の設立や林間牧場の経営促進など、森林を活用しながら森林の保護、管理を実施していく手法などを導入したい考えである。

 国有林不法侵略   ( eKantipur より )
2014年4月20日 政府の報告によると、昨年度1年間に国有林に不法侵略した件数は63の地区で合計93,283ヘクタールに及ぶ。そのうち88%は、JhapaからKanchanpurに至るテライ地域である。その多くは土地を持たないKamaiyaの名の元でなされ、不法に建てられた建物は2606戸であった。このような不法行為は政党の支持でなされている、とも言われている。政府が何らかの手を打たなければ、この問題はさらに深刻になるとみられる。

 ドビ・コーラ清掃キャンペーン   ( Nepalnews.com より )
2014年4月20日 カトマンズ盆地の河川浄化運動一環として、ネパールの公務員組合が25周年記念事業としてドビ・コーラ清掃キャンペーンが始めた。同組合はHanumanthanからBijuli Bazar Bridgeまで500メートル区間の清掃を受け持つ。出席した総務大臣Lalbabu Pandit氏は状況は国を清掃する事態にまで至ったと述べ、これは正に開発事業だと述べた。また同組合の代表Punya Prasad Dhakal氏は、腐敗を許さず、正当な行政サービスを実行する組織としての記念事業であり、今後も続ける、と約束した。

 ドールパタン狩猟地域に不法入植   ( eKantipur より )
2014年4月10日 ドールパタン狩猟地域の自然保護区域の約250ヘクタールが住民による不法な森林伐採と不法入植が行われている。このことは1年半ほど前に調査されて実態の把握がなされているが、331戸の不法入植のうち55世帯については裁判の結果退去の和解が成立した。しかし、残りは未だに解決していない。これらの場所は、かつてマオイスト軍が訓練場を作ったり、彼らに村を追い出されたりした住民で、政治的に意図した不法入植者ではない。しかし、現在では一部旅行者が訪れる場所にもなっていて、元の自然環境に戻すことは困難になっている。

 トラ皮所持で逮捕   ( eKantipur より )
2014年4月4日 タナフでは、トラの毛皮を所持していた男が警察に逮捕された。男の家にはトラの皮のほかに骨も隠されていて、共犯者が3人いることもわかった。裁判で有罪となった場合、5~10万ルピーの罰金または5~15年の懲役刑となる。

 危険にさらされたイルカ   ( eKantipur より )
2014年4月2日 ナラヤニ川で、危険にさらされた川イルカが発見された。発見したのはチトワンの近くで、研究者のパウデル教授が2秒間のビデオ撮影に成功した。これは20年ほど前にブライアン・D.スミス博士が確認して以来のことである。30年ほど前から始まったダムなどの電源開発、都市化による水質汚染などによってイルカの生息が激減し、ついにはナラヤニ川での確認が不能になっていた。ネパールでは、近年棲息確認ができているのは比較的汚染の少ないカルナリ川とコシ川のみであったが、それも次第に生息数が減少していることが確実で、このままでは、国内の川から姿を消し、インド側の河川系に棲みかを移すだろう。

 「地球時間」運動で緑基金へ    ( eKantipur より )
2014年3月30日 世界野生生物基金(WWF)が提唱する「地球時間運動」(電気を1時間だけ消して節約したお金を野生生物保護のために役立てようという活動)を支援する集会がカトマンズで開催された。この運動にはハリウッドの映画スターも参加しており、60日間で一万ドルの募金集めを計画している。この資金で野生生物の違法取引等を防止する監視機器の設置や監視犬の育成などを目論んでいる。

 ゴミ収集を民営化する計画   ( eKantipur より )
2014年3月30日 カトマンズ市当局はゴミ収集業務の一部を民営化することを計画している。ゴミ収集が有料化されて以来、都心部の一部地域では、受託業者に収集を委託しているのだが、これは現状では非公式なものである。現在、盆地全体で毎日700トン発生するゴミのうち、500トン位は都心部から出ていると見られる。これを民営化することで効率化と雇用の維持が図れるとの見込みで、研究に取り掛かっている。

 野生水牛のセンサス    ( Nepalnews.com より )
2014年3月29日 Koshitappu野生生物保護区では、絶滅の危機にある野生水牛の生息数調査調査が行われた。その結果、3年前は259頭であったが、今回は327頭が確認された。付近の農民が交雑のために捕獲することがあるのだが、それでも増加が確認された。

 ルクムで太陽光発電でパソコン授業   ( Nepalnews.com より )
2014年3月29日 Bijayaswariの村のShital中学校では、太陽光発電による電気を使ってパソコン授業を行っている。これは不安定な電力供給に対応するためで、二百万ルピーを投じて4KWの発電をして、25台のパソコンを動かしている。この地区ではコンピューター授業をやっているのは唯一この学校だけである。

 バイオ・ガス設備の成功が環境保全活動を後押し   ( Nepalnews.com より )
2014年3月12日 Chitwan地区の東側にある Kumroj村でバイオ・ガス設備の設置促進が成功し、モデル村の宣言がなされた後、これが自然保護活動に大きな貢献をしている。それは村人達が薪を求めて森林内に入らなくなったため、年間3,435トンの森林資源が守られ、10,168トンの温室効果ガス排出を減らせた、と環境保護論者は述べた。750戸の家庭のトイレの排出物を原料としているため、衛生的にも村民の健康環境にもよい影響を与えており、近隣の村むらの関心も高まっている。

 トラの生息数調査   ( eKantipur より )
2014年3月10日 KANCHANPURのSHUKLAPHANTA生物保護区で、野性のベンガルトラの生息数調査が行われた。調査には55ヶ所のカメラ、21人の調査員、2頭の象が参画した。調査は1ヶ月前から実施されてきたが、その結果は今後15日以内に発表するという。昨年の調査では17頭の大人のトラと2頭の子供のトラが確認されたが、今年はそれよりも増えていることが期待されている。

 太陽光発電の街灯で環境改善   ( eKantipur より )
2014年3月3日 カトマンズ市当局は王宮通りに太陽光発電の街灯を設置する。通りの両側に約30基の街灯を設置し、通りを明るくするのみならず、警察署の監視カメラの性能を高め、夜間の治安環境をよくする目的もあるが、その設置費用は1179万ルピーと見積もられている。市当局は市内の主要な幹線道路600ヶ所に同様の太陽光発電街灯を設置する計画で、すでにアジア開発銀行から3億8千万ルピーの資金を得ている。ちなみにLEDを使用すると街灯の点灯時間は約6時間である。

 「未成熟な市民が川を汚している」   ( Nepalnews.com より )
2014年2月24日 カトマンズ盆地の河川浄化運動が始まって2週間を経過したが、前首相であるM.K.Nepalがキャンペーンの開催場所で参加者に向かって演説し、浄化運動の意義を強調した上で、「河川が汚れている原因は、未成熟な(Uncivilized)市民がいるためで、そのような不心得な市民の責任である」との発言をした。  これがネットで報道されるや、すぐに批判的な意見が掲載された。行政がやるべき下水処理の未整備やゴミ収集システムの不完全さを棚に上げて、一般市民の不徳を糾弾するのは筋違いだと反論である。

 285種の顕花植物がネパールに   ( Nepalnews.com より )
2014年2月10日 植物資源局の研究員の調査によれば、ネパールには285種の世界的に貴重な顕花植物が分布し、中にはネパールのみに見られる植物もあり、将来資源としても貴重なものとなり得るという。この調査はアンナプルナ、ドールパタン地域の調査結果に基づくものだが、同様の調査研究はネパール全土に拡大していく計画である。

 クリーン・バグマティ川計画に日本が援助   ( eKantipur より )
2014年2月9日 カトマンズのバグマティ川をきれいにする計画に対して、日本政府は1450万ルピーの資金援助をする、と日本大使館が発表した。川の上流域にあるゴカルナ地域の下水を浄化する設備の設置やその運用技術の普及等に当たる日本のNPO法人(環境教育開発相互援助協会 SONEED)の活動資金として供与される。

 サガルマータ清掃事業にCIAA   ( eKantipur より )
2014年1月29日 サガルマータの清掃事業はその重要性が指摘されて以来順調に活動が継続されてきた。しかし、これに対してCIAA(職権乱用調査委員会)が立入り、不明朗な資金の流れを指摘した。このエベレスト清掃キャンペーンにはネパール政府の資金のみならず、ネパール登山協会、欧州連合などの支援金など多額の資金が入っている。

 ポカラで多くの水鳥が受難   ( eKantipur より )
2014年1月15日 野鳥の専門家によれば、人間の侵略によりポカラの周辺の湿地や水辺が減少しているために水鳥の生息数が減少しているという。2004年の調査では約50種の野鳥が確認できたが、今年の調査ではその30%程度まで減少している。

 自然保護に中国が援助   ( eKantipur より )
2014年1月9日 中国政府は、自然保護研究センターの保護活動に80万元の支援をした。これはネパールと中国との間で交わした違法な野生生物取引の取り締まりに関する合意に基づくもので、この際、ネパール側から要望した遺伝子研究施設設立資金として当てられるものである。

 ムスタンで新種の猫    ( eKantipur より )
2014年1月3日 アンナプルナ自然保護地域にあたるムスタン上流域で新種の猫が自動監視カメラに写っていた。これはブータン、イラン、パキスタン、キルギスタン、モンゴル、中国など、世界15ヶ国で棲息が確認されているもので、ネパールでの棲息が確認されたのは初めてである。

 違法砕石業者が業務停止に   ( Nepalnews.com より )
2014年1月3日 Biratnagarで河川近くで違法に操業していた砕石業者が地方行政府の取締に合い、操業停止になった。この業者はブルドーザーなどの重機を使って河川の砂利を運び出し、クラッシャーにかけて砕石を製造し販売していたが、汚染水の垂れ流しもひどく、住民からの苦情でモニタリングがなされていた。