ネパール環境の話題 ’20 



カトマンズの大気汚染の新行動計画     (Kathmandu Post より )

1月9日 カトマンズの大気汚染は、すでに警戒レベルに近づいており、PM2.5の濃度が300μg/㎥を越えた場合の市民の健康維持のために交通規制や学校の休校措置などを実施する行動基準が新しく決められた。現在でも乾季の場合200-250μg/㎥に達することがあるが、まだ300μg/㎥を越えたことはない。年平均でみると2017年では45.9μg/㎥、2018年では54.4μg/㎥と悪化している。WHOのガイドラインでは、25μg/㎥が公衆衛生上安全なレベルとされているが、ネパール政府基準では40μg/㎥と定められていて、余りにもかけ離れていることが分かる。

パルサ国立公園内の水不足に危機感     (Kathmandu Post より )

1月2日 パルサ国立公園では毎年9月から翌年4月までの乾季には園内にある12の河川と15の池が水不足となる。今季は特に深刻な状況で、そこで公園管理者はタンク車で水を運んで池に給水している。このために250万ルピーの予算をかけて給水用の井戸を掘ったのだが、深度150メータ―でもわずかな水しか出ないので困っている。園内の動物や鳥たちが生命を維持するには危機的な状況といえる。